FC2ブログ
 
  歳時記
          saison de karo 

                                      愛情もも喉通る  横須賀洋子

IMG_4291.jpg

                                     stroberry.jpg  ice-cream_25610-300x300 (2)unntotiisai  remon.jpg

                  このもいくつのアイスクリームを食べたやら。

             朝食代わり、 お昼の一口、 おやつ、 夕食後、 風呂上り、 お休み前。 

                           ついでにの中・・・。        

                                   これをice-cream_25610-300x300 (2)burこれ                     
                  
           のアイスクリームが食べたい。 と、の二時に彼女が宣言した。

                                        IMG_4264 (2)

                       は通りに出てをつかまえた。
                                                             norimono_taxi_38058-300x300 (2)syou
                                 
               どこでもいいから・アイスクリームを売っている店に。 と、

                    僕は運転手に言うと、あとは目を閉じてをした。

                                                  「ブルーベリー・アイスクリーム」

                            IMG_4262.jpg

                             夜の街を走るタクシー。 眠たい

         二時。 むらさきの酸っぱいツブツブをほどよく浮かべたアイスクリームはみつかるでしょうか。  

                                  
                  しき氷菓をすこと惜しく  今井千鶴子
                                         見ていれば、にとけてしまう。


                タクシーはらぬ街の見知らぬビルの前にまった。

  本当にここはアイスクリームを売ってるの? と、僕は運転手に訊ねた。  来たんですが、と、運転手は言った。

                        僕は金を払ってタクシーを降り、ビルに入った。  

     ビルの受付には、二十歳ばかりの若い女が座っていた。僕が、・アイスクリームを、と言うと、

                    彼女は、なにもよりによってこんなに、という不快な表情を浮かべた。

                                                 aisukurimujosei.png

                     aisuku.jpg
                                                 バニラならよかったのか・・・。

                        ・・・ここに住所と氏名を書いてに。

         僕はを借りて、紙片に住所と氏名を書きこんだ。 そして、階段を上ってのドアを押した。

                               imagesCSTXSZ7E (2)

                  部屋の真中には大きなテーブルがあって、若い男が座り、書類を持って交互に見比べていた。

            紙片を差し出すと、彼はそこにばたんとゴム印を押した。  
                                                           「ブルーベリー・アイスクリーム」


                            aisu2.jpg
             buruaisukurim (2)

                       少年のめる氷菓のき色   小山陽子
                                  色に日焼けして。

              ・アイスクリームを求めてさまようのはのため?!            


                                 IMG_0445 (4)
               swimming_24962-300x300 (2)syou

                 IMG_4255kore.jpg

       のドアにたどり着くまでに、僕は深い川を渡らねばならなかった。 時折ぽんぽんというい銃声が聞こえた。

                                                                   
      
                   139438m (2)30  139438m (2)suoy  139438m (2)     ice-cream_25610-300x300 (2)buruberuramuresu

                        ドアと8番ドアの間に、古いを利用した野戦病院があった。 

                                        IMG_4284.jpg

               食堂にはドラム缶3つ分の・アイスクリームがあったが、

    ・アイスクリームはなかった。 ブルーベリーならだよ。 コックが教えてくれた。

                                 restaurant_chef_40323-300x300 (2)               

       のドアは砲撃で完全に破壊され、あとにはドアのだけが残っていた。

               枠にはメモ用紙がピンで貼り付けられていた。  御用の方はに、
          
                         が最後のドアだった。

                            IMG_4260.jpg

            中では立派な身なりをした男がふたり、大アリクイと徒競走をしているところだった。

                     sisssi.jpg  istoku.jpg  sisssi.jpg
                     これをice-cream_25610-300x300 (2)burこれ               これをice-cream_25610-300x300 (2)burこれ              これをice-cream_25610-300x300 (2)burこれ
                                
                彼等はみんな・アイスクリームを狙って、ここへやってきたのだ。 

                 僕は感情的な人間ではない。  冷凍金庫を開けて・アイスクリームを手にした。

        はどのくらいお入れしましょう。  売場の女の子が訊ねた。

                       3。 僕はクールに答えた。
                                                             
                                      ノルデ春 (2)     

         ・アイスクリームを手に家に帰りついたのは、明方のだった。

                      彼女はもうぐっすりとっていた。 

                                               「ブルーベリー・アイスクリーム」

                                  02610cb89ebcf22b1adc085ed9ab3c4a (4)
                                                                  起きたら食べるワ

             ポ12 (2)

                                aisukurimu4.jpg                                 
 
              氷菓互ひに中年の恋  秋元不死男
                             ふたりの前にあるのは、の皿に溶けてゆくアイスクリーム。
                                     
                                               aisukurimu3 (2)        


                             少女らへの氷菓くる  平松美知子 
                        最近こういう句を読むと、が大事だなって、思います、ネ。   
               
                   newyear_c93 (2)untotiisai
               newyear_c93 (2)untotiisai       newyear_c93 (2)untotiisai
                 pafe unntotiisai
                                                    
                         のアイスクリイムや蘇る   正岡子規
                                       暑い日、買ってきてくれたのは妹さんか。 お母さんか。

                        sikihetima.jpg
                                     子規の描くあのへちま


                                    へ、感謝をこめて。
                                                                ice-cream_25610-300x300 (2)unntotiisai
スポンサーサイト



ADD COMMNET

title:

name:

mail:

url:

comment:

password:

TRAKBACK URL

RECEVED TRAKBACKS