saison de karo 15
 

涼しさや人がひとりになるゆふべ 今井杏太郎 


山のゆうぐれ



君待つと わが恋ひ居れば わが屋戸の

すだれ動かし 秋の風吹く   
    額田王 万葉集巻四―四八八

あなたを待ってひとり居れば、夕暮れのいたずらな風が簾をゆらす。あっと思ってふり返る。誰もいない・・・。

風をだに 恋ふるはともし 風をだに

来むとし待たば 何か嘆かむ      
鏡王女 巻四―四八九

風を恋人と思うことができるなんて、羨ましいこと。恋人のように風を待っていられたら、もう嘆くこともない・・・。


簾




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