歳時記
          saison de karo 

                      もかがやくなり  土屋竜一

                 螟暮。費シ托シ点convert_20150626234532


                    なんてあるんでしょう! まあきれい!

                             こんなにの星見たことがないわ。

                                                       ドーデ 『

                                                20130706231358774_convert_20170922162003.jpg

                      俳句にしたいものの一つにがあります。

                          生活の環境であるとか質であるとか、

                             そういうものがいくら変わっても、

                                このてしなく壮大な宇宙は変わりません。

                                                           土屋竜一   「セレネッラ」より

                   gahag-006140 (2)

                  (1964~)はシンガーとして活躍していました。 筋ジストロフィーを病み、

              行動に制約のある生活の中、情報技術職に従事。 最近は作句にもを開いています。


                                      クプカ 生命の宇宙
                                                               クプカ 生命の宇宙

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                                          クレー 魚たち                                                                             

                      実は宇宙は膨張をけているそうですし、

                          する星、を迎える星、しブラックホールになる星、

                              して一つになる星・・・めまぐるしくその形を変えているわけですが、

                          比べれば人間のなどほんのです。
                                                              土屋竜一
 
                         shell_no1_1928繧ク繝ァ繝シ繧ク繧「繧ェ繧ュ繝シ繝包シ・887・橸シ托シ呻シ假シ厄シ雲convert_20170921183451
                                         オキーフ shel 1                    

                                          happamisakijp_convert_20170925012844.jpg
                                                           happamisakijp

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                                              セザンヌ サントヴィクトワール山

                                に登っての番をしていたころ、わたしは何週間も人の顔を見ずに、

                             牧場の中にきりで居残っていました。

                        ですから、半月ごとに、食料を届けにくる驢馬のの音が、

                    山道にこえると、うれしくてなりませんでした。
                                                             ドーデ 『星』

                                                 kitonituku131202_convert_20170922234759.jpg
                                                                         ミレー
                                      
                                  牧童かおばあさんが驢馬に乗って登って来て、

                            わたしは麓の噂を、のことを話してもらうのでした。

                  でも、特に聞きたかったのは、

                           御主人の家のステファネットおさんのことでした。

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                                              あめ7

                                   ある日曜日、ひどいがやってきました。

                              になってやっと雨が止むと、

                  あの驢馬の鈴の音がしました。

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                              そして、驢馬に積んだの間に腰かけていたのは、

                  、ステファネットお嬢さんそのひとでした。

                          牧童は咳、おばあさんはお里、自分がやってきたというのです!

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                          籠から食料を取り出すと、お嬢さんは、

                  じゃ、あんたはここで暮らしているのね。 で、何をしているの?

                         ことを考えているの?

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                  わたしは、お嬢さん、のことです、と答えたかったのでした・・・。

                         では。  ごきげんよう、お嬢さん・・・。

                  お嬢さんはになった籠を持って、帰って行きました。

                         わたしは日暮れになるまで、お嬢さんのっていった山道を見つめていました。


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                                                     セザンヌ

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                                                              ノルデ  
                
           があおみはじめて、たちを牧舎へ入れるころ、

              坂道でかが呼ぶのです。見ると、

                 寒さと恐れでえながら、お嬢さんが現われたのです。

                  雨で増水したソルグ川を渡ろうとして、すっかりれてしまったというのでした。

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                    しずく1

               お嬢さん、けまですぐです。 ほんのちょっとの辛抱ですよ。

                            わたしはお嬢さんの両足と着物を乾かすためにどんどんをしました。


                                         20121003184626771_convert_20170922232439.jpg

                                  羊の乳とチーズを持っていきましたが、

                              お嬢さんの瞳にはの涙が浮かんでいます。


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                                                             heulsure

                                陽はとっぷりれてしまいました。

                     牧舎の中に新しい毛皮を敷き、をいうと、外の戸口の前に坐りました。

            神様が御存じです。 の火でわたしの血はえるようでしたが、

                      よこしまな考えは起らなかったのです。

            星がこんなにいて見えたことは今までに一度もありませんでした。

          
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                           突然、牧舎の柵戸が開きました。

                        お嬢さんはれなかったのです。  
 
                   わたしはその肩に毛皮を着せかけ、火をもっとんにしました。

              そして、二人はんで座っていました。                                   

          
           須藤先生7

                  
                                   あれは何かしら? を見たお嬢さんが訊きました。

                            天国に入るですよ。 そう言ってわたしは十字を切りました。

                  お嬢さんも十字を切りました。

                                   繧ュ繝ェ繧ケ繝医・繧ヲ繧」繝ェ繧「繝繝悶Ξ繧、繧ッ縺ォ繧医▲縺ヲ螟ゥ菴ソ縺ォ繧医▲縺ヲ螳医j縺セ縺励◆_繝ゥ繧ヲ繝ウ繝峨す繝シ繝ォ-r6bdec14f6d1b439da65015b3e61b4bea_v9waf_8byvr_324_convert_20170923193455
                                                    ブレイク                                                                               

                           なんてどっさりあるんでしょう! 、きれい。

                  こんなにたくさんの見たことがないわ。

            あんたはあの名前を知っているの?

                  知ってますとも。 星々の中でも、一番しいのは羊飼いの星と言って、

                         夜明けにも夕方にもっているんです。

                  この星はプロヴァンスのといわれる星、つまり土星を追って、

                           七年目ごとに彼とするんですよ。


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                                                   mackienekolove

                  おさまの結婚って?

          その結婚がどんなものか説明しようとした時です。

                  何かやわらかなものが、わたしのにかかるのを感じました。


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                                                      Domenico Fetti

                            それはリボンやウェーヴをしたを押し付けて、

                         わたしにもたれかかってりについたお嬢さんの頭でした。

                  わたしはけまでじっとしていました。

             路にったひとつの星が、わたしの肩でっているようだと思いながら。

                                                              ドーデ 『星』

                                           クロヌマタカトシmogusanoniwa (2)
                                                 クロヌマタカトシ  mogusanoniwa                                                

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                            19世紀に書かれたな物語も、広い夜空がですね。

                     
                         天の川もかがやくなり  土屋竜一  

                                               gahag-006140 (2)
                                                                              
                                                     
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