saison de karo 13

向日葵や瓦礫いつともなく消えて 摂津幸彦

向日葵


天使達が
僕の朝食のために
自転車で運んで来る
パンとスウプと
花を

すると僕は
その花を毟って
スウプにふりかけ
パンに付け
そうしてささやかな食事をする

この村はどこへ行っても 良い匂いがする
僕の胸に
新鮮な薔薇が挿してあるように
そのせいか この村には
どこへ行っても犬がいる

西洋人は向日葵より背が高い
 
                堀辰雄 『天使達が…』


向日葵 百面相






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