歳時記
    
                    saison de karo  


                             と遇ふのビルマ僧  川崎展宏

                 
                      ポ13

                                                                       

                    その僧と行き会ったとき、みんなびっくりしました。

                             その僧はまだい人で、頭はすっかり剃っています。


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                                             新潮文庫

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                    そうして、片方のからあたらしい黄色い衣をゆったりとまとっているのですが、

                        その肩に目のさめるようないインコをとまらせています。

                            どこかこのあたりのお坊さんなのでしょう。


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             この人が水島上等兵にそっくりなのです。

                    われわれとこの坊さんは、せまいの上で互いに身をよけてすれちがいました・・。

                          ふりかえってみると、

                    坊さんはひどく足を急がせて、町とは反対の方角へ行きましたが、

             やがてまばらな林の中に姿を消しました。


                              ビルマ3
                                                       dtac/jp/ asia/ myanmar/
                           

                ビルマ1 (2)


                     ビルマ人が使うは、ちょうど茄子のような形をしていて、

                     磨きあげた木に象嵌などをした、立派な楽器です。

                     ビルマの音楽は、をうつすことからはじまったということを聞きました。


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                        どこへ行っても ビルマ人はし気です。

                           生きるのも、死ぬのも、この世のこともあの世のことも、

                        いつもにこにこと仏さまに任せて、寡欲に、淡泊に、

                           して、って、って、その日その日を過ごしています。

                        ここにあるのは、花と、音楽と、あきらめと、日光と、仏さまと、と・・・。 

        
 
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                                                      dtac/jp/ asia/ myanmar/   



                      水島は柵の向こうに立ったまま、動きませんでした。

                          それからまた、を弾きだしました。

                      それは、「仰げば尊し」という、あのれの歌でした。

                          いまこそ別れめ、いざさらば・・・・。

                      ここを繰り返しくと、

                          水島は我々に向かってふかくをさげ、

                      そのまま行ってしまいました。                                                  
                                                          『ビルマの竪琴』
                     
 
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