歳時記
                   saison de karo


                            夜桜を見てのこと忘る  金田咲子


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                                         http://jikandorobout.blog10.fc2.com  フォト 「時間日記」                            



                            つらいことはれるというが、その通りだと思う。

                                 発病のころの不安や、不安が次第に現実性を帯び、

                            それも、もっとも恐れていたのものになっていったときの

                                 悲痛なのうちなどは、ほとんど思い出すことがない。

                            れられるから、生きられるのだと思う。

                                                           上田三四二  『


         夜桜


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                 外来を訪れたのはだった。

                       前立腺の肥大は言うほどのこともなく、

                              半年後の受信を約して、一応の安心は得たものの、

                       のころには、どうかすると血が混じっているかと思われる尿の色を気にしながら、

                             再診を乞うのがくて、 一日一日をやり過ごしていた。


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                 今になって思えば、 わが怯懦は声をあげたくなるほどのものだが、

                         私は自分から目をそらし、れようとし、

                               一方では手遅れだとする深い恐れにさいなまれていた。


                                            ・門、懈。彑convert_20160309015903
                

                              夜桜見物は、の花見という気持ちがあった。

                       夜桜の下で、ぼんぼりのに浮いて、弁当を開く。

                 いちど、そういうことをしてみたかった。


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                                  夜桜112・4・5
                        http://jikandorobout.blog10.fc2.com 「時間日記」                                                  
                 

                                        夜桜之図 (3)


                                 妻とふたり、にぎやかな車座と車座のあいだに小さく場所をとって、

                             しずかに酒を飲んだ。あたりは騒がしいほどよかった。

                       花はの上の弁当にも散った。

                                      夜桜之図
                                   村上華岳  『夜桜之図』


                       村上華岳の初期の作品に「之図」と題する、とろりとして、

                            男女ことごとくに化かされたか、それとも尻尾でもありそうな、

                                 妖しい感じの一枚がある。


                                螟懈。懶シ農convert_20160309012227


                       私は花に疲れ、花に憑かれてを失った。

                                  以来、病気が確定したときも、入院と手術のときも、

                       外来治療に移って、三年になる今ただいまも、

                                  に化かされ続けているのだと思うことがある。

                                  そして、だれかが肩に手を置いて、

                       君は無病だよ、息災だよ、と言ってくれる日をつ気になる。

                                                                『


                                       螟懈。懶シ廟convert_20160309012308
                                   

                    わたしたち夜桜の下。    カロ

                             
                                    夜桜 (2)
                      
                                                                     
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