Goulue de karo カロ食彩 3

生クリームを泡立てよう。

生クリームという楽園がある。

天上の匂い、生クリームは天使の糧、絹の味わい。

生クリームは肥るそうですが、カロは特異体質(?)のせいか肥りません。こころゆくまで好きなものを食べる人生を満喫しています。

「『ゴッドバーの店員がきました。』セイディが食器室から出てきて言った。
窓の下を通るのを見たというのである。ゴッドバーはシュークリームで知られた店であった。誰も家でつくろうと思うものはいない。
『運んで来てテーブルにおいておくれ。』料理人が命じた。
勿論ローラもジョーズももう子供ではないのでそういうものに気をとられることはない。それでもやはり、そのシュークリームが大変おいしそうだということに同意しないわけにいかなかった。本当においしそう。
『こういうのを見るといままでのいろんなパーティーのことを思い出すわね。』とローラが言う。
『そうね。』昔のことを思い出すなんてことの嫌いな実際家のジョーズが言う。
『軽くふわふわした感じで本当に見事だわ。』
『一つずつおあがりなさいな。』料理人が言った。
『お母さまには分りませんよ。』
まあ、とても駄目。朝食をすませたばかりでシュークリームだなんて。思っただけでぞっとする。それでも、二分後には、ジョーズとローラは泡立ちのよいクリームを味わう時にのみみられるあの今食べたものに心を奪われるような目をして指をなめていた。」
マンスフィールド 『園遊会』

シュークリーム


生クリーム1パック(200ml)にグラニュー糖大匙2(カロ甘党のため)とバニラエッセンス1滴をいれて泡立て器で混ぜる。この為だけに大学生の頃、小遣いでハンドミキサーを購入。今使っているのは4代目くらいか。「つの」が立つくらい固くするのがカロの好み。泡立て器にくっついたクリームはもちろん「舐めて」とる。後で洗剤とお湯でよく洗って次に備えます。

カロ風アンバサダー・クリーム
泡立てた生クリームをカップ一杯ほど。
ここに、クレーム・オ・ラングレーズ(カスタードクリーム)を混ぜると、ほんのり甘い生クリームと、ぽったりしたカスタードの相乗効果で、それは美味しくなるのです。
クレーム・オ・ラングレーズの作り方。
卵の黄身2個、ミルク200ml、小麦粉20グラム、バタ、バニラエッセンス(できあがりはカップ2杯ほど。)
1 黄卵と砂糖をボールにいれる。小麦粉をいれてよく混ぜる。小麦粉はちょっぴりなので、「ふるいにかける」のは省略。だまができたらつぶせば良い。クリーム状になるくらいよく混ぜましょう。
2 鍋にミルクをいれて沸かす。火を止めてバニラエッセンスを2,3滴落とす。3,4分位おいて、少しミルクの温度が下がったら、1の黄卵のボールのなかに、10分の1くらいずつよく混ぜる。すこしずつね。
3 混ぜ終わったら、ミルクを沸かした鍋へ戻す。ごくごく弱火にかけてゆっくりと火を通す。底からかきまぜながら、ぶつぶつしてきたら、できあがり。バタを一片のせて溶かす。冷めたら、冷蔵庫へ。このままスプーンですくって食べても美味しいデザート。
4 生クリームと良く冷えたクレーム・オ・ラングレーズを混ぜる。均一にしないで、二つのクリームを「合わせる」感じにするほうが、見た目も綺麗。アンバサダー・クリームの出来あがり。混ぜる割合は、生クリームが多いほどサッパリします。

花降る日

   まさかこれ全部・・・・?









          

         有元利夫 「花降る日」





Dessert de karo カロ風デザート

ちいさなグラスにアンバサダークリームをとって、季節のフルーツ、アイスクリームなど飾る。シェリー酒か、赤ワイン、コアントローを小匙一杯振りかける。カステラやワッフルに乗せても。

カロ風トライフル
スイーツの定番「パフェ」に似たお菓子。イギリスの「ティー」によく登場する。大きな硝子のボールにゼリー、1、2センチ角に切ったカステラ、クッキー、そしてクリーム等を段々に積み重ねて盛り、ブランデーやシロップをかけ、しっとりしたところをスプーンで取り分ける。お酒は主にカステラやクッキー部分にしっかりかけておく。上に粉砂糖を。アガサ・クリスティーの短編に、トライフルの粉砂糖に毒を仕込み、自分は、粉砂糖を振り落としてから食べる、という食いしんぼうの殺人鬼が登場しますね。

トライフル完成

カロのトライフルは一人前ずつ作ります。小さなボールに、くだいたクッキーかフィンガービスケットを少しいれます。ここにいろんな味が沁みます。ブランデー、キルシュを小匙半分ほど振りかける。赤ワインでも可。レモンのゼリー(スーパーでパックして売っているもので充分)を掬って乗せる。カステラ、グレープフルーツ、メロン、バナナ、果物の缶詰(あんず)なども。真ん中には、アンバサダークリーム、最後に生クリームをどっさり。てっぺんにもう一度キルシュを。冷蔵庫で落ち付かせ、味が沁みたところをたべます。横から見てキレイに仕上げたいので、透明な硝子ボールがお勧め。粉砂糖はかけません。殺人事件がおこらないように。


恋猫の生クリームのやうな声 中村未有



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from クメゼミ塾長 | URL | 2010/05/20 Thu 00:57 [EDIT]
ふうむ…
ゴージャスですねえ~♪
これで太らないのですか??
カロリー控えめで
カロ風デザート
美味しそうですねえ

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