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 tubame2 (3)oosyou さんこんにちは 
               Bonjour, Monsieur. H

                         島々にをともしけりの海  正岡子規

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                ☆ ☆ ☆ ☆ ☆   ☆彡2 (2)小  ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ 
 
                        やわらかな春の海に静かながおとずれます。

          1897年(明治30年)、すでに寝たきりに近く、遠出ができなくなっていた子規。 

             この大きな風景をから着想したのでしょう。

         故郷に近い瀬戸内海のな海を思い出したのでしょうか。

                       m33 1900
               1900年 明治33年の子規  床の間を背に 花瓶には何かの枝
               が顔を挙げた風情、病体とはいえ、精悍な感じです。

       tidori1 (2)syou 

        箱根路をわが越え来れば伊豆のや 沖の小島にのよる見ゆ    源実朝
                                  
                子規句と近いですね。 実朝は街道にあって馬上から海を見、

                       子規はよく似た景観をの中で空想していました。
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                                 伊豆の海  初島 向こうは大島

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                (1192~1219)は頼朝の次男、そして鎌倉幕府三代将軍。
               
                      頼朝の死後、政権は安定しません。 

                  母の実家北条氏と確執のあった頼家は、将軍職を負われ、殺害されます。 

            わずか12歳で将軍となった実朝。 彼は夢見がちなに成長しました。

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              tidori1 (3)syou  中国へ渡る望みを実現するため、帆船をつくらせようとして頓挫、

                        新しい世界でになりたかったのか・・。

     一方、藤原に学び、万葉集、古今集、さらに編纂中であった新古今集にも親しみます。

           素朴なのあふれる歌をものしますが、政争の波から逃れることは適わず、

                           兄頼家の遺児、甥にあたる公暁のに倒れました。

                              1219年1月、満26才でした。

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                         松岡映丘  源実朝                 

                子規はのファン。 の歌は愛唱歌でした。 

                  ☆ ☆ ☆   ☆彡2 (2)小  ☆ ☆ ☆      

         実朝という人は三十にも足らで、これからという処にて、

           あえなき最期を遂げられ誠に残念いたし候。  あの人をして今活かしておいたなら、

         どんなに名歌をたくさんしたかも知れ申さず候。               

           「よみにうる書」において、実朝を手放しの褒めようです。

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                  実朝像。 未亡人が彼の面影を刻ませたもの。 鎌倉木彫の

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       十年生きられたなら、

  どんなに多くのことができるか。 子規がに自分を重ねているのが、分かるような気がしますね。

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      わがは百島めぐりゆくへもしらぬかたに鳴くなり     実朝
           百島はももしま。 千鳥の鳴き声は恋人をぶ声か。

              上村松篁
                                上村松篁  夕千鳥           

 世の中はつねにもがもな漕ぐ海人の小舟の綱手  実朝
                おなじみ百人一首より。  ちいさな水音がこえてきます。

     諏訪さん15こっち

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            アイヴァゾフスキー  虹  左下から画面いっぱいに虹がかかっています。

   のいそもとどろによするわれてくだけてさけて散るかも  実朝
                  こちらは大浪がとどろく!
                                              

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                君が歌のき姿は浸々と湛ふる海の底の玉  子規
                       実朝を詠んだ子規の歌。 歌も海も色。
            
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         は箱根路をしました。 将軍の守り神、箱根権現に参詣することが目的でしたが、

        権謀術策渦巻く鎌倉を離れ、のうつくしさに心を遊ばせたかったのでしょう。

                     三浦半島、三崎へも足をのばしています。

          の向こうに何があるのか、当時の人々は何も知りませんでした。

               でも、海をえて行きたかったのですね。

                      travelogue 観音崎
                                         観音崎  travelogue


                子規も同じでした。 英国留学中のへこんな手紙を。


                     が昔から西洋を見たがっていたのはも知ってるだろう。

                     それが病人になってしまったのだから残念でたまらないのだが、

                     の手紙を見て西洋に行ったような気になって愉快でたまらぬ。

                     もし書けるならの目が明いている内に今一便よこしてくれぬか。

                        1901年  子規よりロンドンの漱石へ


                漱石も子規にい手紙を書いて励ましますが、

                      子規は翌1902年に死去。 再会はかないませんでした。

    ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆  ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆

                                    かもめ2
                                                      海の果てまで飛んでいきたいネ。
                       tubame2 (2)oosyou  
              
        箱根路をわが越え来れば伊豆のや 沖の小島にのよる見ゆ    源実朝

                       島々にをともしけりの海  正岡子規

                          数百年の時を越え、 が見ている海。

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                    さん、では、またね。  カロ
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          の一冊
               livre de karo

                           からの出てくる春のくれ  遠山陽子
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                                  20140326154405082 (3)kore小

               きている限りは「」を発行して参りたいと存じておりますので、

       何卒一層のご指導ご鞭撻を賜りますよう、してお願い申し上げます。

                                
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           遠山陽子さんの個人誌 「」42号は折り目正しいご挨拶から始まりました。

          お待ちかね、遠山作品が溢れる 「平成から令和へ 二」から。

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                   紅梅のと知らずに踏みにけり 
               遠山さんが詠えば、影さえも紅をふくんでです。

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                    春風やになりつつある老人
                   猫になる、というのもなかなかい年の取り方では?
                doubutsu_penguin_30980-300x300 (2)syou  皇帝撫肩の春来りけり
                            は撫肩。 冬はいかり肩。 

               独逸語は語尾く切る夏つばめ
                         つばめは青年のようになめらかな肩。    
                                                           
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                猫、ペンギンなどなど、今回の句では、たちが活躍しています。

          おりからオーストラリアの広範囲で燃え続けた火事は、なかなか沈火にいたらず、

  多くの野性動物が倒れてゆきました。 さらに、この、困難の大きなが世界を覆っています。

                   牛 アイコン 丑年kore    の牛舎に充てる産みの臭ひ
            弱いものをかばい、をつなげようとする意志。

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                      どうぶつえんに がふる   こまかいこまかいあめがふる

      このあめ まだやまないの?   こうずいだ どうぶつえんがこうずいだ

                                                      岸田衿子  のふね

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                                               233-free-character (2)syou          
       岸田衿子の童話「」。

        大雨の動物園。 きなくんは、小さな動物たちを背中に乗せて助けます。

          いつも昼寝のかばくん。 でも、いざという時はたのもしい。

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                   のせて  かばくん

     みんな のせてよ かばくん  みんな のせてあげるよ さわがないで しずかに しずかに


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         があがって、みんなでした。 よかった! かばくんはまたおひるねです。    

             楽しい語り口のお話に、 ノアのの物語が重なりました。

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    箱舟とノア。 猫はゲスト。

                   洪水のあと、ノアが放った鳩はの葉を咥えて戻ります。

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          「」42号。  さん   さん  さん  
                
             論陣に迎えた男性たちの硬派な言葉と、こまやかなを感じさせる陽子作品。

  最近ではめずらしい男性と女性のある紙面は、遠山さんの巧みな構成力にえられていました。

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         今号も!しました。                    
         
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            眠り流星ひとつ草に堕つ

                                  ☆彡2小

            夏の夜のグランドピアノとなる
                          象も鯨も地球というの大切な乗組員ですね。
                                                       54928665_163x291 (2)
         
            八十秋煩悩手離さず    陽子
                            手離す必要!!

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                                 024 (2)mottosyou

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            からの出てくる春のくれ  遠山陽子
                              猫はから出てきたのかも

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                      さん、ありがとうございました。

                          お元気で!  号も待ってます!   

                        お身体大切に。 うがいと手洗いをどうぞ。 カロ

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