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     歳時記
             saison de karo 


                                  や聞いてことばかり  篠田悌二郎 

                つゆたべこっち
                                                                 つやつやぴかぴか

 
                    の日のたべもの

                梅雨時は体調もれがち、食欲もちるというお話も聞きますが、

                        わたしにその傾向はなし。 

                ゼリー、白玉、蜜豆等々夏季のも、つれづれなる雨の日に作って食べると、

                        雨ふってかたまる(すみません)。 美味しく楽しい午後となりますね。


                      つゆたべ20


             や幸せさうに愚痴を言ふ  和気久良子
                           初夏の雨にはな甘さの蜜豆が合う。 蜜豆にはが合う?


                        つゆたべ10kore


                                        つゆたべ15小


            出不精となりてに親しめり  殿山莬絲子
                      新茶のよろこびは一人の、そしてのよろこび。

                                                
                                       純潔とは遠い一生  加茂前朱美
                                色美しい果実もるころ。       
                           く、また微かに甘い実はの味か。

                                               gulliverbrosつゆたべ
                                                                     gulliverbros


                 つゆたべ6                                     


                一籠買ほか買ふまいか  宇多喜代子 
                             幼いのようなことば。 


                                    に母の拇指たやすく没す  桂信子
                     熟れた無花果にはを越えた女性の感情と官能がこもります。
 

                 つゆたべ4

            
                                               つゆたべ25

                     
                    梅雨めくやぽろぽろこぼす  西川仁
                 しめった季節にホロっとした食感のメロンパンは心地よく
                      やお菓子が好物だったを思い出させる一句ですネ。

                   ずーっと病床にあった子規。  でもとってもでした。

               の食事                    

                    朝    粥三椀 佃煮 梅干 牛乳五勺 数個

                    昼    粥三椀 勝魚(かつお)のさしみ ふじ豆 佃煮 梅干 梨一つ

                    間食   牛乳五勺 数個
                                                                        『仰臥漫録』

                             合計パンくらい食べたのか?  この時のパンは、

                     パン、とうもろこしパン、あんパンなどだったそうです。


                            つゆたべ8
                                                     パンのスケッチ  『仰臥漫録』

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                      他に子規が好んだのははココア、ねじり、あめ。  結果的に歯が悪かったよう。


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                      ドロップ

                        
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                                  を受け、野菜はよく育って値ごろ感あり、 

                     食材が傷みやすい季節、買った果物肉魚、

                新鮮なうちに食べてしまおうと、箸が進む。 これは単なる言い訳か。

                      、やはりこんな季節は、体に食べ物が良いですね。

                                       例えば、、お豆腐。

                         あめねこ3
 
                                       つゆたべ14小

 
                             豆腐屋ので夕餉にする  種田山頭火


      橋場の豆腐屋が、今朝とどけてくれた豆腐と油揚げを、く切って土鍋へ入れ、さな火鉢にかけた。

             彦次郎が何よりのの湯豆腐であった。 を台所のかまどへかけておいてから、

       彦次郎は湯豆腐と焼海苔で酒を飲み始めた。 梅雨のえに、湯豆腐はことにうまい。

                                                       池波正太郎  『の湯豆腐』


                                      つゆたべ12


            『梅雨の湯豆腐』の主人公彦次郎は、グルメな町人、殺し屋という設定。

                 で川べりの一軒家に住んでいます。 自炊が得意。

                     季節がもどったように冷える梅雨の、静かに一献。

               雨のが聞こえてきそうな場面です。 そして、ぐつぐつごはんの炊ける音も。

                     危険な稼業の常で主人公はを狙われてしまうのですが・・・。
               

                                   つゆたべ


               つゆたべ2016・6     

                   雨の日々よくなりにけり   鳥越すみ子  
                                        雨が降ると、梅酒がまってゆく。
                       
                
                           雨夜経てふかめし酒あり  沢田しげ子          
                                            ふかくなるのはお酒のばかりではありませんネ。   
           
         
                             つゆたべ3                     
                      何年前に仕込んだかもう忘れた梅の漬け。 つぶしてアイスクリームに混ぜて。


               つゆたべ9                             

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                黴し菓子たぶる見てだまりゐる  森川暁水  
                    は大正期のひと。 表具の職人さんでした。 奉公して修行、まさにの俳人です。
                つつましい暮らしの中、黴のきざしたお菓子も口にする奥さん。 お菓子は餅菓子か、お饅頭か・・・。
                    句に詠まれた妻は、いじらしく。 
                              
                            さみしい夜のもの食べるなど  種田山頭火
                     山頭火はで食べたのかな?

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                          って、しいものがいっぱいありますね~。


                                 つゆたべ18
                                

                   や聞いてことばかり  篠田悌二郎 
                       現世とはそんなもの。 せめて、白玉にお砂糖たっぷりかけて食べましょう。

                                               みなさんご自愛を。  カロ                                     

                IMG_0004.jpg                          
                               
                                        つゆたべ16
           
                        
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