歳時記

              saison de karo 1

                
                        と話してくるといふ子ども   村田篠


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                   叔母さんはから抜けてきたようだ・・・。

                       やせに痩せて骨までけそうな叔母は、

                             人間というよりはに近い感じがする。

                                                                  木崎さと子 『』   
                                               

       青桐5

                                           

                            道具蔵に入るのは、こどもの頃以来だった。

                      ずっと昔、ここに閉じ籠められたことを思い出した。

              どういうをしたのであったか・・・。

                                                          

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             青桐 王培
                                            王培
                    

                       大小の箱が打ちひもで結んで、いに支えあうように堆積していた。

                    に、何日も、何年も、何十年も、こうしていたら、どうだろう。

                じいっと、いつまでも、いつまでも・・・何かがるのを待ち続ける。   


                 
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              幼い頃、身体に負ったと従兄へのいを抱え、俯きがちに生きるヒロイン。

                         古い家をり、病んだ叔母を看取る女性の時間を、の枝葉が見下します。


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                                                髱呈。撰シ托シ点convert_20160811145819                                    

                              ・・・・ありがと。

                         叔母は軽くうなずくと、縁越しにに目をやった。

                  その表情がいかにもしずかだった。

                         日がな一日、眼をあいてさえいればそちらにむける病人のを受け続けて、

                 い色がだんだん澄みとおり、

                          しまいには幹がきとおってしまうのではないか・・・。


                    青桐 awaji school landscape jimdo com
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                            青桐11


                の周りを、数人のこども達が手をつないで囲んで、

                       かごめかごめをっていた。   籠の中の鳥は、いついつねやる・・・。



                      yumeji art museum
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                      後ろの正面だあれ、、こども達の輪がとまったと思ったら、

                                  と一斉に散ってゆく。


                                                      髱呈。蝉ク芽シェ邯セ髻ウ縲取尠譏ァ縲擾シ抵シ撰シ托シ棒convert_20160811145748    
                         
               の真後ろに、眼を隠してしゃがんでいる子・・・。



          空0l    
                               
                                            
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                 交代でつきそっていたのに、最後の瞬間、叔母はだった。

                                                             『

                
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                                            打ち水5


              の国へしづかに水打てよ  熊谷愛子

                                       水はかに打つものなのですね。


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       suttobi.blog                   打ち水前


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                            打ち水後    


                                 水打ってより老母出でゆかず   島倉みつる

                                    いつもそこにいるのは、のお母さんでしょうか。
                                   
          

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                        水打ってそれより女将のとなる   鈴木真砂女

                             小料理店を営んだ人。の句で知られますが、ここには厳しい女将の貌。
                                                   

                         
                     打ち水7                                                  


                        気がつけばに水を打つてゐし   飯島晴子

                                             がつきませんでした・・・。



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                              打ち水4 hutonyokayokajp
             

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                           すこししくなったニャン 。    


                                       打ち水4
                        
 
                                   残お見舞い申しあげます。  カロとねこ                                                 
 

   歳時記

           saison de karo 

                                 りの後のをどうするか 岡野泰輔  


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              登り子は白装束に身を固め、荒縄を巻き、草鞋を履き、を持って石段を登る。

                   七時過ぎに門がされる。

                 登り子らはの火つきを良くしようと、

                      にタイマツを打ち当てて割りはじめ、

              その音が、全山に響き渡る。
                                                  中上健次 「バサラの


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                   円空
                              
 
                  は、古人から現代人まで、生きるために必要としたむき出しの火である。

                            神火が運び込まれ、次々と火がけられる。

                  のかたまりだけがむくむくと現われ、あたりをおおう。

                               登り子の男らは、古人になったとしか言葉がない。


                     中上1 - コピー
                     中上健次        

                                  火祭り0


                                            火祭り みくまのねっと
                                       


               火が行きわたった頃、ストンとが墜ちるように門が開かれ、

                        彼等は急勾配の階段を下に向かってけおりてゆく。

                              さながらのように、山から火を持って・・・。


                                                 火祭り5                                            
                                                               mikumanonetto     

          
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              轣ォ逾ュ繧奇シ狙convert_20160722170844                                         
                    

                               そのは火を放った。

                    放火のを行ない、火を放ち、消火に協力した。

                         ・・・彼には、私は私であるという自同律が欠けていた。   


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            地獄草紙 東京博物館
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                         火は放っておけば、えるかするか、どちらかしかない。

                      火のはそこにある。

                 火がそばにない限り、我々の生は実につまらなくくすみ、

                      んでしまい、

                      火が近くにあると、むくむくと活力がき、さらに接近すると、

                      我々文明人の何かがれる。

                                                     「バサラの

 
                                   火祭り4
                                          伴大納言絵詞
                 

               中上2
                        中上健次 晩年                      
                                      

                                      1106680064_main_l_convert_20160730182027.jpg
                          

                           つたままれゆく一本の夏木

                           うしろ歩きやめずにのボサノバ

                                    
                                                  句集 『なめらかな世界の肉』


                                        enkukobo_nrxcfd1qt0_convert_20160725014134.jpg