saison de karo77

青空は創の深みぞ夏ひばり  佐藤鬼房

                                              は・・・・・・です

    蝎エ豌エ・廟convert_20130512195658







               ある
               ぼくは思った
               ぼくにせないひとなんてあるだろうか

               だが
               ある
               ぼくは思った
               ぼくにせるひとなんているだろうか

               ぼくの
               書きかけの詩のなかで
               巣のひばりがとび立とうとしている

               日は いつも曇っているのに

                                  寺山修司 「十五歳」



         

                  雲雀5




                                 雲雀4






              雲雀1



 


              ひばり1


                  飛べるっていいニャン 
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Chat du mois   今月の

Chat juillet  7月のねこ 

           流星へ猫が両手をそろえいて 須藤徹
  


須藤先生1






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  どんなに感嘆しても感嘆しきれぬもの、天上の星、わが心の内なる道徳律

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     恋猫の思想の胴の伸び縮み 

     体内の水傾けてガラス切る

     剃刀に映す拳と炎天と

     

                                                          須藤徹



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                    須藤徹(1946~2013)は俳人、批評家、随筆家
        ヨーロッパ文学、哲学、美術、音楽に影響された詩論を展開
        句作は知的、都会的、シャイ

                                    2013年6月29日 死去

            

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               夜空の下、 両手を揃えた猫は哲学者みたい。

   

      一切は恐ろしいまでに美しく、燃えかつ眠り、地上の物象は顫えていた。

                                              ヴァレリー 「最後のマラルメ訪問」
 


 
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須藤先生4




         一言を萩に残してドラマー逝く

                                                               須藤徹


 


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     須藤先生5




        須藤先生、お世話になりました。    ご冥福を    カロ
   
saison de karo76

冷蔵庫に冷えゆく愛のトマトかな 寺山修司


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ふかえりはテーブルの前に座って、背の高いグラスに注いだトマトジュースを飲んでいた。
彼女はここにやって来たときと同じ服を着ていた。ストライプの男物のシャツに、細身のブルージーンズだ。



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しかし朝に見たときとは、ずいぶん印象が違って見えた。
それは・・・・天吾がそれに気づくまでに少し時間がかかったのだが・・・・

が束ねて上にあげられていたためだった。おかげで首筋がすっかりむきだしになっていた。ついさっき作りあげられて、柔らかいブラシで粉を払われたばかりのような、小振りなピンク色の一対の耳がそこにあった。それは現実の音を聞きとるためというよりは、純粋に美的見地から作成された耳だった。





   トマト0



      

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天吾はドアを後ろ手に閉めたものの、しばらくそのまま戸口にたたずんでいた。



                    
               トマト1



 
「さっきシャワーにはいった」、彼女はそこに立ちすくんでいる天吾に向かって、大事な出来事を思い出したみたいに真剣な声で言った。
シャンプーリンスをつかわせてもらった」・・・・・・・天吾は肯いた。




 
                               村上春樹 『1Q84』




               トマト15


          「ふかえり」は、『1Q84』に登場する美少女


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                トマト11



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