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          の一冊
               livre de karo

                           からの出てくる春のくれ  遠山陽子
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                                  20140326154405082 (3)kore小

               きている限りは「」を発行して参りたいと存じておりますので、

       何卒一層のご指導ご鞭撻を賜りますよう、してお願い申し上げます。

                                
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           遠山陽子さんの個人誌 「」42号は折り目正しいご挨拶から始まりました。

          お待ちかね、遠山作品が溢れる 「平成から令和へ 二」から。

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                   紅梅のと知らずに踏みにけり 
               遠山さんが詠えば、影さえも紅をふくんでです。

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                    春風やになりつつある老人
                   猫になる、というのもなかなかい年の取り方では?
                doubutsu_penguin_30980-300x300 (2)syou  皇帝撫肩の春来りけり
                            は撫肩。 冬はいかり肩。 

               独逸語は語尾く切る夏つばめ
                         つばめは青年のようになめらかな肩。    
                                                           
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                猫、ペンギンなどなど、今回の句では、たちが活躍しています。

          おりからオーストラリアの広範囲で燃え続けた火事は、なかなか沈火にいたらず、

  多くの野性動物が倒れてゆきました。 さらに、この、困難の大きなが世界を覆っています。

                   牛 アイコン 丑年kore    の牛舎に充てる産みの臭ひ
            弱いものをかばい、をつなげようとする意志。

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                      どうぶつえんに がふる   こまかいこまかいあめがふる

      このあめ まだやまないの?   こうずいだ どうぶつえんがこうずいだ

                                                      岸田衿子  のふね

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                                               233-free-character (2)syou          
       岸田衿子の童話「」。

        大雨の動物園。 きなくんは、小さな動物たちを背中に乗せて助けます。

          いつも昼寝のかばくん。 でも、いざという時はたのもしい。

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                   のせて  かばくん

     みんな のせてよ かばくん  みんな のせてあげるよ さわがないで しずかに しずかに


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                       kaba-illust2kore.png
                 
         があがって、みんなでした。 よかった! かばくんはまたおひるねです。    

             楽しい語り口のお話に、 ノアのの物語が重なりました。

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    箱舟とノア。 猫はゲスト。

                   洪水のあと、ノアが放った鳩はの葉を咥えて戻ります。

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          「」42号。  さん   さん  さん  
                
             論陣に迎えた男性たちの硬派な言葉と、こまやかなを感じさせる陽子作品。

  最近ではめずらしい男性と女性のある紙面は、遠山さんの巧みな構成力にえられていました。

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         今号も!しました。                    
         
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            眠り流星ひとつ草に堕つ

                                  ☆彡2小

            夏の夜のグランドピアノとなる
                          象も鯨も地球というの大切な乗組員ですね。
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            八十秋煩悩手離さず    陽子
                            手離す必要!!

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            からの出てくる春のくれ  遠山陽子
                              猫はから出てきたのかも

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                      さん、ありがとうございました。

                          お元気で!  号も待ってます!   

                        お身体大切に。 うがいと手洗いをどうぞ。 カロ

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      の一冊
            livre de karo

                         大雪ののなかにまで  原ゆき

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                                                          原ゆき句集  「ひざしのことり」

                                        8d058df09a4cbc643ac6c98bb2a63331.png

                 さん。  かな野原に舞う雪。 そのままの名前です。

              句集「とり」にも、雪の句がたくさんありました。

   reuters
         reuters
                   08a1238a751ee2fd46631b8a48477f39.png  08a1238a751ee2fd46631b8a48477f39syou.png  yukikorededou.png

                         ありったけ小声のと出会いけり
                             に出会ったのですね。

                               からへやっぱりそうだった
                、やっぱり。
 
          五時となる窓を斜めにはじまる
                         はじまりにづいたのはひとりだけ。
                                                   imagesyukiyuki (2)
            落ちぶれるように出産して 
                      ちぶれる。 雪に投げかけたことば。
                 雪はきよらかであると共に、をおびやかす怖いものでもありますね。

              から守るほどの手紙か
                            手紙の上に降る雪、が潜んでいます。

                 小村雪岱
                                         小村雪岱

                  キャラメルの紙ごしにの街
          初雪は町をのようにして。

                           yukikorededou.png yukikorededou.png yukikorededou.png

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             ☆彡2 (2)小
                  手鏡にの模様や忌 


                  (1878~1935)の忌は12月31日。 大晦日。

   寅彦は物理学者。夏目漱石に学んだ俳人、随筆家でもありました。 その句、文章はかで怜悧です。 

                                  winter_snow_illust_1799小         winter_snow_illust_1799しょうしょう
       
       一度顕微鏡下に照らしてこの小さいを見れば、誰しもその美しさに驚かぬ人はあるまい。

         いずれも六稜あるいは稀に三角形の氷の薄片であるが、その規則正しい輪郭は千変万化で、

     如何なる美術家でもこれだけの変わったを作ることはできそうにもない。

                                        寺田寅彦 「雪の話」


             哲学も科学も寒き  寅彦
                     嚔はクシャミ。 ることは寒いことか?


         控えめで素直なさんの句に現れた寅彦忌。 彼女の心のがチラリ。

                              08a1238a751ee2fd46631b8a48477f39.png          
             
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                                       原ゆきさんです。

              10314734_817349961673890_5395072030539062306_n.jpg                           

                      者より者かろやか桃の花
                           彼女の内側にあるいもの。

                       家族寝てわたしは寝ないの嵩
                            薔薇は美しく、そしてたい。

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              神様はいつも親切焼芋屋
                      の職業?!

                              キリストに少年時代いきれ
            神さまは焼芋屋サン。 キリストはの中。

         エリック・ギル
                            エリック・ギル

                           美術館 草間弥生
                 草間彌生 初期の鉛筆画 すでに水玉が。

     ホタルかつてという名前
                       草間サンもも常に進化中。


             広告の巨大な鳥曇
                  晩春のは笑ってもさみしい。  

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                        これはちょっと意味がうか・・。
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                         てっぺんがのチョコよ小鳥来る 
                                 小鳥もピンクかな?

                                  imagesA5QSNHDJkore.png             

                      冷房車或るとして進む
              さんのまなざし。誰も知らない森。

                                201401121935043c9 (2)

     yukikorededou.png          のひとひらのまれた空の高みは、

         を切るような風にふきさらされた、おそろしく寒いところでした。

                   まもなく、下には何があるかもわかってきました。

くらい山の頂と、雪におおわれた斜面と、すっくりとそびえたつの木々と丘の中腹には、村里が一つあって、

         玉ねぎみたいない尖塔のある教会がありました。
                            ポール・ギャリコ 「のひとひら」

       ギャリコの「雪の」は、やさしい女性の人生を雪の一片に託した美しい物語。

              さんのために書かれたお話みたい!

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            小さ目のや秋の風
                         食べても食べても入りそう。

                                  電話ごしならばの声である
                                    ?って訊いてくれるのかな。
 
                                   imagesGVNPTZX1.jpg                                  

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                        大雪ののなかにまで  原ゆき
                               のなかにも降っています。

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      さん、ありがとうございます! あたたかくしてってね。  カロ   
                         
                                    8d058df09a4cbc643ac6c98bb2a63331.png  08a1238a751ee2fd46631b8a48477f39.png  winter_snow_illust_1799しょうしょう
                   
 
       の一冊
              Livre de karo

                     一輪置いてをあとにする  植田かつじ
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                                                                     newyear_c93 (2)                                
           vol.2     しい名前のをいただきました。

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  参加者たちは、詩人、科学者、ロッカー、会社員、文学者、ダンサー、まことに多彩。
                  
   みんなちがってみんな  ご存知サンのフレーズも浮かんできます。  
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                                                          目次に期待ふくらむ。         

             この色とりどりの参加者たちが、一緒になって が始まります。

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          こちらも覚悟して!読むぞ。  ・・・  いの火蓋はきられた!

     詩あり、小説あり、エッセイ風あり、短歌あり、俳句あり。 恐竜もびっくり。 


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                        柿食えばが鳴るなり法隆寺   正岡子規

         言わずと知れた子規の一句であるが、その柿がどのような形態か、考えたことがあるだろうか。

        丸ごと?鉢に盛られた沢山の柿? 、皮をむかれ四等分に切られた柿?

                  フランス語的観点からの「柿食えば・・・」考察

     平光さんの文章はまだまだ続き読み応え充分!なのですが、の方へダダダダ・・。

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      飯まだか頭を撫でろもう飽きた我が儘ミイコの瞳は色  
                   は理想的な猫です!  


        男子校育ちだからわからないけど多分りだと思う    
                             とっても良い感性の男子校ち。    

                  リカ

                  ちゃんの肩関節が二周する  
                           石川さんの句は乾いた、という感じ。

                   の唇曲がる冬の夜

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                           石川凍夜さんのページ

                              ラリック 浴み

                    の胸たわわなりタブララサ       
                  タブララサ、タブラ・ラーサとは、ラテン語で〈書かれていない
                        経験を持つ以前の精神のこと。

           これってさって言うの知ってる    
                           教えてあげたいがいるのですね。

                                    永井7
                          
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            春かなし印の角砂糖  
                スプーン印のお砂糖って、本当に悲しい。でしょう。  

                      冬銀河沢田研二から
                         では、わたしから。

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                    ジュリー最近のお写真 entertasinment-stile

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                  和田愛さんのぺージ とてもセクシーです。

             とばして今頃見つけた缶けりの缶からえた無垢な情熱  
                                
                                     ひな7

 春近し狂ったやうに服を買ふ                            
    気持ちわかります。 
                      
                               し切っても切っても煉羊羹 
                       たしかに晩春って、してますね。   

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                          嵯峨実果子さんのページ

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              人は人と人しゃぼん玉  
               無数のシャボン玉は、みんなのあつまりだった!
                                                
                           動物が動物を見る春の夕 

                                                                美術館 常玉1901~66 絨緞の上の二頭の馬1930
          見つめ合いふれあって。 常玉 

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                 。 なかなか手ごわい。 恐竜

            こたつ ワンピース

            短日の私の分のいもの    
             おばさんがっておいてあげようか、と言いたくなりました。

            の雪を落としけり
          利発な高校生の詠んだ句と思いました。
           いつまでも高校生のような句が作れるってい!

            行く春やはつけなくていいか  
         淋しいのでしょうか、うれしい?のでしょうか。    

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             春雪の窓明かり母のいる  
                             の言葉には、よくおさんが登場します! 

                                       こたつ3
                    
                    こたつ寝の母は何度も「」と云ひ  西
                                  お母さんいですね。
                                       
                            テーブルの立体舟のごと
                               だ!

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     一度だけ母を泣かせたあの夜のが言えず一生言えず   
                                               

        福田さんのお様は51才でご逝去。 

                  福田さんの研究者としての歩みを喜んでくださっていた矢先でした。


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                           おかあさんと手を握り合う。

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                             漬物がい食堂小鳥来る  
                  に美味しいおつけものなのでしょうね。 小鳥が絶妙に可愛い!

                     梅一輪置いてをあとにする 
                      何も言わずに去る。 詠者かっこいい。 みたいです。

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                        カヴァをとれば、この! 恐竜も逃げ出す!

                      vol.2   に感謝。   

        ありがとうございました。                      
                                                                imagesKORQLH3D (2)syou
 
     の一冊
             Livre de karo
            

               かが植えたでわたしが涼しい  田中いすず
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                                  姉崎一馬 「はるにれ」

       句会「現代俳句の」は、錚々たるメンバーと自由な会風で知られるお集まり。

     1983年から毎月一回の句会、休むことなく、回を迎えられたとのこと!

        回ごとに充実の合同句集が編まれてきましたが、この度4冊目を上梓。

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                            「」ができあがりました!
                                                                
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        は出たかと点滴を見つめいる  佐藤晏行 
               さんは句会牽引者のお一人でした。 残念ながら、ご逝去。 ご冥福を。

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            ひぐらしがにひと言ここいいよ  小町 圭 
                          は人生の達人か。  
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                         なまいきなと思われ夏羽織  湯本 直也 
                     なまいきだけどイイ。

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             炎天やの斜塔は愚直なり  川名つぎお  
                           そのり! 斜塔がうらやましい。   
             
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       正面も横顔もみな  前田 弘
                  言葉を求めてやまない前田さんはきな方。
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                      深刻な話のあとに冷蔵庫  中内 火星
           理屈ぬき! 印象的な句を次々になさる火星さん。 

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        捨靴やセイタカアワダチソウの  楠見 惠子 
                  セイタカアワダチソウの海原を捨靴は航海します。

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                 手は足であり鶏頭花  杉本青三郎  
                                                             
                   
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          寅さんの消え方がき夏の空  普川 洋  
                    いちばんステキな消え方ですね。
                    炎天1

                   踊の輪れて妻の誕生日  劔持 劔二  
                            なんと素晴らしい妻句。

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                                鏑木清方

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                    はうずらたまごに暮れてゆく  黒川智子  
                            突然こんな句も現れます! 句会の奥深さ。

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      満月やれ地球の非常口  朝倉さとえ  
                 わたしもりたい。 満月に遅れぬように。
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          芒原ことばで人は死ぬ  鍬守 裕子 
                     ことばによってきることもできれば・・・。

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                      精神的に芒がしています  金子 功
                          芒がたっぷりあることは

             中指は小指にし秋の暮  横須賀洋子 
                と指はと人か。

                                      あじさいゆり
               
         山霧を吸って売りにゆく  小湊こぎく  
          純情と山霧は

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          さんの家出花野は暮れなずむ  石山正子  
             花野には何人ものさんが立っている。

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           のふたをあければ大花野  岡田 淑子 
                   卵焼き、空揚げ、つくね、おしんこ。 です。

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             晩夏光も輪切りのレモンティ  吉田香津代  
              長かった夏もかに終わります。

            心療科の処方箋  若林つる子 
            ほんとにとしそうです。 ひと息に!
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           水中花けのコーヒー飲みたいか  藤方さくら 
         水中花はコーヒーが好き! 琥珀色のコーヒーの中で

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           麻酔からさめるっぽの金魚玉  大川 竜水
               もうひと眠りなさったら、い可愛い金魚が泳いでいます。
 
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    胃にと柿があり晩年  大坪 重治 
          晩年の柿はことさらに赤くやかに。

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   柚子の実のごと小父さんの遺影  市川 唯子 
              小父さんの人生は笊の中で色に輝きます。

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                              1小

     焼藷屋のと釣り合うアヴェマリア  表 ひろ
   ♬アヴェマリ~ア~。 ♬や~きイモ~~。 

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           の内に裸木となる力かな  秋谷 菊野 
             さんは今回の上梓のコンダクター。 エネルギー横溢の句ですネ。
                   
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           かが植えたでわたしが涼しい  田中いすず
                 木をえてくれた人と田中さんにみんなで感謝!
                          
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   !  「」!!  ありがとうございました。  カロ

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  の一冊
          livre de karo

                      差し色につかふも西鶴忌  ふけとしこ
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     陰暦日は西鶴忌。 ちょうど今頃。

      西はたくさんの著作、膨大な句も遺した元禄を代表するです。

          市井の人々のを闊達な筆で描写、 浮世草子は彼に始まります。

 京の裕福な町人の妻おさんと手代の茂右衛門の悲恋、「」の物語も西鶴の代表作。

    ならぬ恋は無残な結末となりますが、 愛に正直だったおさんは今も人気の高い

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        喜多川歌麿  おさんの相

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            西鶴の後輩にあたる近松門左衛門も同じテーマの作品を書いています。

      こちらは「」。 近松作品はドラマチック、歌舞伎や浄瑠璃の当り演目となりました。

     写真は近松バージョンの映画化、溝口健二の「近松物語」。 何と美しいでしょう。
                                
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        さんの新句集『』は、言葉の差し色が効いた見事な句でいっぱいです。
           
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          につかふ錆朱も西鶴忌  ふけとしこ
       地味な着物にの紐。  おさんの衣装のようですね。

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                 桃の夜のといふ苦きもの
        がまんしている女性の姿か。 桃は甘く、く。


     梨を剝くむかしをほめられし
      おさんの、そして、さんの額です。

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                鏑木清方  「夏の客」            
                   
                     予報より早く雨くる
                    すべてのことはすぎたり、すぎたり。

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    さんはお料理な方のようです。

         に立っている時の句、食べ物の句がそれは魅力的!

                    風鈴や酢へつべく魚を切り
                           風鈴の音に、酢の香がってきそう。

          ☆彡2小
         や生姜を針に刻みゐて  
         切るそばから生姜は星になって・・。

              雨の字にが四つレモン切る  
         こちらはレモンのがみな雨つぶに。

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                   と木綿腐と男の
               いちばん柔らかいのはか?    

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        山近く暮らしを焦がしけり
                    山の景と焦げた秋刀魚。 どんなにしいでしょう。

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        めくやピエロが描き終へて 
描かれた涙にほんとうの涙が

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    箱庭の二人でもしさう
         箱庭の山、川をえて、二人はどこへ・・・。            

      みちゆき北野恒富kore
                     北野恒富  「道行」

   うれしや、 いにかへての人じゃもの・・・。  

           おさん  井原西鶴 『暦屋ものがたり おさん茂右衛門』 

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  伽羅kore
           鏑木清方  「伽羅」                            

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           いわし雲ほどは降りてこい 
   いわし雲のひとひらは、ふけさんにとって、何よりも

       の真中に拗ねてゐるひとり
                 は少女か、それともオジイサンか。

              20111027135238364 (2)kore

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      雪の日をたい羊い山羊    ふけとしこ

    さん、ありがとうございます!     カロ

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