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     美術館
            Musée de karo

                                               パルミジャ二ーノ

          アンテア 小1
                                                   アンテア あるいはある貴婦人の肖像  パルミジャ二ーノ
            
                 くうつくしい眼をした女性。 って誰でしょうか。

           レオナルド・ダ・ヴィンチの名作〈モナ・リザ〉のモデルがなように、アンテアの正体も解っていません。

                                           monariza小
                                                    レオナルド・ダ・ヴィンチ ジョコンダこと『モナ・リザ』

           モナ・リザとアンテア。 表情、座像と立像、コスチューム、手の位置などなど対照的。

                    共通点は・・・の女性美、そしてゆたかな胸。

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                                             『アンテア』
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   を描いたのは(1503~1540)。 チーズみたいな名前ですが、これは通称、

             本名はフランチェスコ・マッツォーラ。 早世の画家でした。

      彼の作品は世界の何か所かの美術館で見ることができますが、のカポディモンテ美術館所蔵の、

           〈〉はもっとも知られ、愛されている作品です。

          豪華な衣服は当時の最先端。 とは、ナポリで評判のの娼婦であったとも。

                       花衣ぬぐや恋に似て  千原叡子
                            不思議なもので、この句を並べると、アンテアの眼がを帯びてきます。

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                                                  もう散ってしまった横浜のさくら。  曇りの日も良かった。     
                     
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                                モナ・リザも良いけれど。                                                
                           
           が、見るものからを隠し続けているのは、おそらくあの謎めいた微笑のせい。

                 あなたは?と聞かれても、神秘の表情が、答えを拒んでしまうのですね。

              、アンテアは違います。

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                                                               アンテアも良いですネ。

                  情熱的ですが、冷たいを演出しているのは、黒目の下にくっきりと描かれた白目。


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             意志的な表情は、よ!と見る者に強く訴え続けているみたい。

                    ながら、それでも彼女の正体は解らないままなのですが・・・。

              monariza小 (2)  諏訪さん3   カポディモンテ美術館 アンテアsyou  

                  モナ・リザとアンテアの違いはの違いでもあります。

        前者が描かれたのは15世紀末。 イタリアルネッサンスは

                 フィレンツェの金融家、メディチ家を軸に、リッチなスポンサーもたくさんいました。

    後者が描かれたのは、16世紀も半ば近く、イタリアの力には若干のりが見え、 美術はを迎えていました。 

              素晴らしい技術を持っていたパルミジャ二ーノですが、生まれる時代を選ぶことはにもできませんね。


                             20090725_606118小
                                     パルミジャ二ーノ  自画像

          パルミジャ二ーノの自画像も、イケメンながら、に映し出された奇抜な画面となっています。

         大きな芸術のが時代を洗っていった後には、かならずより戻しのような沈滞があらわれるものですが、

               彼が生きたのもそうした時代でした。 美術の世界では、この時期をと呼んでいます。

                       は、複雑な芸術背景の中、

           とは何か、凛とした女性の姿を借りて、いかけた作品でしょう。  

                                    画家は彼女をしていたのですね。
 
                          諏訪さん3syou
                                            Parmigianino_007 (2)syou
                                             
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                                   のようにのように桜騒  柿本多映 
                先日いただいた『』でみつけた句。
                                          のするような多彩な句群にくらくら。 

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         鼬は白い歯を見せ、鎖を握る女性の手は獰猛な動物、どんな男性も意のままにするを感じさせますネー。

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                                          パルミジャ二ーノ  薔薇を持つマドンナ

                  〈を持つマドンナ〉にもアンテアの面影。

                                      カポディモンテ美術館 アンテア

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                                     かれた女性のにもいろいろあります。

        しょうじょ1
           近代の画家の少女の目線はメランコリックでちょっと神経質。
                 
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                                                    の少女は装飾的で奔放。
               マリ・テレーズ
                         こちらの恋人。 どっちを見ているのかな?
          
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                                       目線なかなか。 は現代のアンテア?  
          
              な1

                          アンテア 小1 (2)
                                                       も終盤ネ。  アンテア 
                    諏訪さん3syou
                     
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   歳時記
            saison de karo 

 
                               体操の顔に近づいて  小林かんな  

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                                               タンポポ kudiramo jugem
          創刊号。  

               岡田   小林か   仲田  中田

                       の女性が、それぞれ50句を持ち寄った簡素な冊子です。

                                きな句、たくさんありました。

                                                               61aXYEJo_zL (2)syou

             人形11

                  コンパートメント梅の香の   岡田  
                       岡田さんの句はか。 でも芯はしっかりと強い。 

                                               IMG_1976 (2)ちいさい

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                                       とも長き黒髪遅桜   由季
                                さまざまなを思わせる桜。  

                                  諏訪さん14

                       たくさんのに囲まれひらく  由季
                                  野薔薇か、花束か。 の中に命が生まれてくる。

                       浜田澄子 (2)

               光の漏るるクロッカス  由季

                            球根を植うる端よりれたり
                                           小さなをだしてくれた時に思い出す。

                                                      mousai2.jpg                                          

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                    teddybearsdiary (2)
 
                       人形のが閉じず桃の花  仲田 
                           仲田さんは造形的なお仕事の人。 句の中にが通っているような気持ちよさ。

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                         鳥雲にも同じを履く  陽子
                                          明日。日常がになる。
                                                                panpussyou.png 
                                      ひとおいて灯りぬ春隣  陽子

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                      春灯しし大きな左  陽子
                                いやー っぽい。

                            シャボン玉syou
                                             
                          しゃぼん玉れてしまう高さまで  陽子
                              れるという言葉も詩なのですね・・。

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                                                             11164-300x300小小
              
                            筍の皮の待ちぼうけ  中田
                 中田さんはボキャブラリーかな詠み手。 色彩感に惹かれます。

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                                                         筍ご飯でも食べて待ったら・・・。

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                                       クレー

                 の真青な牡丹雪  美子
                          アラビア 石 牡丹雪 言葉と言葉のな出会い。

                                                    th_d8399901d709490dbf8a92fe7c7970ba_0006900001.jpg
                                                                     ピカソ
                  のひとりは機械シャボン玉  美子
                            シャボン玉は、師でもあり、機械でもあり。

                                circus_pierrot_32332-300x300.jpg                                    
                             いの法務局  美子
                                      !  お役所は水の匂いでしたか。

                               201409220000266e5 (2)kore
                                                     モロー 一角獣と貴婦人                              
                          月満ちてに長き骨
                        伝説によれば、一角獣を捕えるためには、罠も弓矢も要らず、
                             ただ森の中にがひとり坐って待てば、
                     一角獣はおとなしく傍にうずくまってしまうとか・・・・。

                                   5bfdd8fa-1520-452c-bfbe-b845299b618b小

                 雪

                        と雪降る箱を届けに来    小林か 
                                  小林さんの句は深い。 そしてちょっとしい。                   

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                               クラナハ  イヴ

                  絵のなかの女が見せるかな   かんな
                           やっぱり

                            Wisteria_01.jpg

                       売家のは藤の盛りなる  かんな
                                 人が変わってもは変わらなければいいな。

                          5bfdd8fa-1520-452c-bfbe-b845299b618b小  momo1_convert_20170722214315.jpg  5bfdd8fa-1520-452c-bfbe-b845299b618b小

                           地下へ行く階段まる  かんな  
                                 水蜜桃がの中でひろがると、いろんなことがおこりますね。  


            00038-300x225kore (4)  00038-300x225kore (3)  00038-300x225kore (2)
                                      
               体操の顔に近づいて  かんな 
                              人もたんぽぽもしそう。                        
                                             タンポポ kudiramo jugem                      
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                      も待ってます!    カロ

                                              61aXYEJo_zLsyou.jpg  5bfdd8fa-1520-452c-bfbe-b845299b618b小                                                                
 
    歳時記 
            saison de karo

                                        でお越しください  遠山陽子

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         この名前は、

                   「生家の父が

                   の当りたるかな  虚子

                   にちなんでつけてくれた名前・・・。」

                                                遠山陽子  『遠音』 あとがき

                 tooyama1 (2)

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                   ともに俳句の申し子、遠山さん。  個人誌『』は、本年41号を迎えました。  新作を。

                           眼鏡かけ百歳のが見ゆ
                                    眼鏡は魔法の眼鏡!でした。  

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                                       礼服やうまく泣けずに見る 
                              どうしようもなくけてしまう時もありますけれど。

                                                sazanka2457 (2)
       バターhaskap 
 
                          皆既月食根を絡めあふ
                               これは女ののことか・・。

                                   IMG_0357 (2)

                                          さまよひてをりの貌の中
                            遠山さんが見せてくれる薔薇と言葉の

                                            kuroba1 (2)
                礼服と山茶花、皆既月食と寒牡丹、〈さまよひて〉と白薔薇。 

                     音楽的な必然を感じさせるなしらべ。
                  
           IMG_3704 (2)
                             
                     の弦のように慄え、韻く心を持ち続けたいとの思いがあった。

                                                           遠山陽子 『弦響』 あとがき

                                 wakaba1.png    

                  『』『』など、遠山さんの句集には音楽的なタイトルが多いのですね。 

          句が持つ〈〉を聞き逃さぬようにしたいです。 遠山さんはに師事。三橋研究でも知られます。
     
               今号には、わたしの大好きな三橋句の鑑賞が掲載されていました。

                   をあげては来りけり   敏雄

           〈この世の友〉と意識的に言うことは、〈かの世の友〉を当然っているということである。

               「、しばらく」と手を挙げて近づいてくる友。  その時敏雄は、

                 既に彼の世に居るはずの友が親しげに近づいてくる幻影を、

                    現実の彼にねて見ているのである。       陽子

                                           ! 深い。  カロ
 

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                     に文豪妾宅の花   陽子 『弦』
                                 むめは

                 newyear_c93 (2)

            浮世はぼんのう地獄で苦しい辛いことのみ多く、

                     にんげんの知恵にては計らいにくく、

                              知らず知らずを重ねるものゆえ・・・。

                                                     円地文子  『


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                                                           鏑木清方  「築地明石町」

                   の句は、円地文子の名作『』をベースに詠まれたもの。

       『女坂』のヒロインは、明治初期、警察官僚を夫に持つ賢婦人。 

               句に詠まれたような不幸にもえ、名士の妻としての人生のを登り続けます。

                   晩年を迎えたヒロインの心をよぎるのは・・・。

                     tooyama2 (2)


                わたしのきたすべては空しい甲斐のないものだったのだろうか。

                い中を手探ってゆくようにおぼつかない。そうして、探ってゆく手に触れるのは、

                色のない冷たいものばかり。 いつ果てるともないが続いている。

                、そのてには必ずトンネルを抜けたあとのような明るい世界が待っている。

                絶望してはいけない。 らなければ、登り続けなければ、

                して坂の上へは出られないのだ。
                                                      『女坂』
 
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                  豊かなお生れのさんにも、葛藤や曲折の月日がありました。

                    遠山さんの句は、辛苦や不運をするどく客観する姿勢からまれてきます。

                      そのうえで、いとけないもの、非力な存在にはやさしい目が。

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                             子鯨がまずを吹くは来ぬ   陽子 『弦』
                                      「」が楽しく軽やか。   
                                                                            
                          河馬の仔が生れめるの星
                             を滲ませるのは、赤ちゃんを得たお母さんの

                                                              233-free-character (2)syou
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              既刊句集からも、の句の数々を。

                                       さして見てをれば来たりけり
                           やわらかで、どこかしい春です。

                                         下村観山 春雨 (2)
                                                                   下村観山 春雨

              の中に溶け頃のの海
                           たぶん飴?とつい自分の好みが。

                   逋ス鬲夲シ狙convert_20151222032813

               はあけぼの縮緬じやこを
                         もごはんにひとつまみ。

                                    tooyama5 (2)
                                                                ちりめんじゃこのお酢の物
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                        咲く駅ももなくなつて   
                                            さくらだけはっています。       
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                                      鳥帰るはとつくにててをり
                              なにもかもててゆく。

                慄へより受信中 
                         、お久しぶり。元気?  
                                               13775-300x300 (2)kore
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                     でお越しください   遠山陽子

                           この世も黄泉も、たけなわ。   カロ
                                                          151-thumb-140x140-214小さい (3)
                
 
        歳時記  
              saison de karo                           

                                    摘むは来世も摘む  後閑達雄

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                                        vegetable_yomogi小  ra-menn.png  vegetable_yomogi小 (2)
                                      
        俳句は鬱病がひどい時にからすすめられ始めました。

            最初はも外に出られぬ私に母が「ラーメンでも食べにいかない?」と言うのででかけました。

                  途中や帰りにを見たり、を探したりするようになりました。
                                                                  後閑達雄

                                IMG_1976 (2)

            ・・・母が自分の句を二句読み上げ、「がいい?」と尋ねてきました。

        「よくわからない」と言うと、「聴いた感じでのいい方を選んで」と母の俳句教室が始まりました。

               えやのスーツの仕付け糸という句を作ったら、母がすごくほめてくれました。

                 こうして私の俳句人生はまりました。

     数年後、はアルツハイマーを発症。 今まで母に連れられていた私が介護をすることになり、

                      母を連れてくことになりました。

           現在は要介護5です。 ベットと車椅子の生活です。 しゃべれません。
                                                                  後閑達雄

                        IMG_3632 (2)syou
                        鏑木清方 「早春」
                                              E3818BE3819FE381B0E381BFE38080E7B791E89189-thumbnail2.jpg                                   
                        vegetable_yomogi.png

          俳人さんは、ひとりぐらし。

            ご自身も闘病を続けながら、今は介護施設におられるお母様を見舞うが続いています。   
                     
                 でも、後閑さんの句にはいつもどこかにるさが灯っています。

                       読むと、こちらまでるさをいただけるような言葉です。 

                            句集『』、『』から、やさしく響く句をご紹介します!        カロ

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                                                                       fainyogro
                 
                 ラ母にピントを合はせけり
                              どんなが撮れたかな?

                                  寝してご飯の炊けるひかな
                     お母様が朝食を作ってくださっていた頃の句でしょうか。 のひとときネ。

                           vegetable_yomogi小 (3)  yomogi2.jpg  vegetable_yomogi小 (4)
                                        
                         
                    春立ちぬの肌着をみつつ
                                 息子さん。

            親知らず抜かずにすんで土手
                               かった!

                   2014041117510037asyou.jpg

                               yun_2504.jpg

                  の花や自由時間の
                                     ぼんやりと菜のを見ていましょう!


                           ジョヴァンニ・バッティスタ・サルヴィ 聖母子1 (2)
                                                     サルヴィ 聖母子   

               6e212 (2)syou                             

                   吾よりも母の手あたたかし
                        母の手があたたかいのは、たちのをあたためてあげるため。

                         もなくて居る花はこべ
                               ちょっと

                                            シロツメクサswebryinfo (2)

                                                 母と手のひら合はせけり
                               お母様も感じられたことでしょう。

               諏訪さん10

                             摘むは来世も摘む  達雄
                         これはの母へ詠われた言葉。

               vegetable_yomogi小 (4)    諏訪さん3   vegetable_yomogi小 (2)       
                                              
                    蓬は日本に昔からある草。 のように華やかではありませんが、

                         春の大切なであった時代も。

                 源氏物語にも〈〉の巻があります。  

           あるスキャンダル(女性がらみ)に巻き込まれた若き源氏はしばらく都を離れ、須磨に蟄居。 

                を許された時、彼は、困難を乗り越えて大人に成長していました。

                        都の愛人たちとも久しぶりのを果たします。 

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                                                           源氏物語 十五帖 蓬生 復元図   

         地味でおとなしい姫君、のことはすっかり忘れていましたが、ふと通りかかった深いお邸・・・。   

                  ここはあの末摘花の君のお住まい、なんとれ果てていることか。

    ねてもわれこそ訪はめもなく深きのもとの心を 

          路も見えない深い蓬のなか、あなたの変わらぬおをさがして、訪ねてまいりました。

                     ・・・とか言って、源氏は邸内に入ります。

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          末摘花は外の恋人も持たず、ただの訪れを待っていたのでした。 感激の再会、となるべきところ、

             姫君はずかしがってばかり・・・蓬のように素朴な味わいの源氏物語十五帖〈〉の巻。

                                    vegetable_yomogi (2)
                       
                      。 目立たないけれど、春をさきがけて土手や野をいろどるやさしい草。 

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        おらがやそこらのになる 小林一茶
                       なんとおおらか。 の草で餅づくり。 ミニマムな生活いいな~。 

                              なつ2

              草ひとりは遠くに沿ひ 田中王城
                           遠くにいるのは、やはりおさん?

                  20140531152541b89 (2)

                         低くしての喜ぶ  斎藤玄
                           な可愛い方なのですね。

                     
         vegetable_yomogi小 (2)    kusakago1.png   vegetable_yomogi小 (3)


                   籠のしをれて出でにけり  高浜虚子
                                しおれた蓬はりを増して。

                                   yomogi3.jpg                              

               摘むは来世も摘む  後閑達雄

                             が来た!!  カロ

                kyoukai1.jpg vegetable_yomogi小 (4) kyoukai1.jpg
                                              
       の一冊
              livre de karo

                              理由もないが踏みつぶす  赤石忍

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                                           1小 (4)

                     の花る堕天使の裸体絵図     忍
                いたします。 天使

                           1小 (2)  kirin1.png  1小

                                                の花話の腰をるキリン
                                                              すみません。 キリン

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               さんは長年のキャリアを持つ編集者。 のため、男性です。

                  この度上梓された俳句とエッセーの素敵なコラボ、『にとっての』。

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        石川くんとはか? 読者をそそる題名はどこから来ているのでしょうか? それはともかく(と、勿体つけて)、

                    句は理屈抜きに面白い。 そしていつまでも心に残ります。 
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                         を飛ばす地球は爆裂す
                             ソラマメでるたびに爆裂しそうです。
 
                                         に地球丸めて花祭  
                                、地球はぐちゃぐちゃに。             

                                         requestreduce (2)syou     

             編集者生活で鍛え抜かれた文章のえは・・・爆笑また。そしてときどき。 

                      ちょっぴりごしましょう。

                         home,s
                                                    homes


   東京に出てきたばかりの頃、知人に「で会おう」と言われ、 「そのラーメン屋、どこにあるの」と聞いて笑われた。

              その連想はたぶん、幼い頃、漫画で読んだ「王貞治物語」に起因しているのだろう。
    
                    王選手の実家は、中華料理店「」。 

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            そう言えば、「東急ハンズ」という店の名も、 「」と間違えたような気もする。

          昔、会社にいた先輩のKさん、・・・新宿のジンギスカン店で肉をたらふく食おうという催しの時だったと思う。

            さんざん飲み食いした後、彼の言った一言。 牛肉はうまいなあ。 

                                                                 赤石忍 「勘違い」
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                                            ホームラン!
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                                          い頃は童謡の歌詞のい。

                               naihu (3) usagisyou.jpg naihu (2)

          「」の一番、「兎追いし彼の山」。 これを「兎の山」と連想する子供も多く、

                  19862-300x300.jpg                   katorisenkou_22665-300x300.jpg

                   友人は二番の「恙なしや友垣」をどんなかと思っていたそうだし、

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          或る人は『浦島太郎』の「帰って見ればこは如何に」を「」とずっとイメージしていたと言う。

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            私も、故さんの句 「相沢も児童合唱団」が句会に出た時、

          「相沢も」と読んで天に入れたが、「相沢もいた」で切れると知って、思わず赤面した。

                                                                赤石忍  「勘違い」
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                                       天上の空も夏空、くん  忍

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                 ピエロ・デラ・フランチェスカ(1416?~92) キリスト生誕の天使たち National Gallery

                   『にとってのくん

             この題名は、早世の画家(1946~1985)の代表連作、

                   「私にとっての」からきています。

                     イタリアルネッサンスの世界に傾倒した有元利夫。

            ことに彼がせられたのが、強い造形のフレスコ画を遺したピエロ・デラ・フランチェスカです。

   有元さんは天才と言われていますが、生前少しだけお話したことのあるカロにとっては、むしろ地味なの人でした。

                     1976ラルゴ
                                              有元利夫 「ラルゴ」 美術出版社画集より  

           前期イタリアルネッサンスの持つアカデミックな美しさを現代にさせようという試みは、

                               有元さんの死で途切れてしまいます。   カロ

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    のタイトルは、・・・画家有元利夫の連作「私にとっての」の模倣である。 

                         極私的といいうほど大それた意味合いはないが、

           実態が在りそうで希薄な、としている仮定の存在に近いくんを、

                 詠むそして記す、私だけの対象として求めた。それはまさに平面的であり、

                          とても俳句的な感じがしたからである。
                                                            赤石忍  あとがきに代えて  
                                1小 (2) 
                     
                                  くんは比喩である

                     はタリラリランですくん

                                かつて人はだったというくん
             1小 (4)                         

                      な赤石さんは寓話のような書き方しかしていませんが、

     くんは大切な友人、見がちで、いつかすばらしい小説を書くのだ、と言いつつ、早く亡くなられた人のようです。

           これから、という時に逝かれた有元さんと石川さんが、赤石さんの中でなっているのでは?
                                                                          カロ                              
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                                有元利夫 陶人形  美術出版社             

               、楽しく沁みる俳句をさらに・・・。

                  雲はかぶべくしてかびけり 
                              ルネッサンスのが見えます。

                           1979思い出を運ぶ人 美術出版社
                                                有元利夫 「思い出を運ぶ人」1979 美術出版社     
       
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                               諏訪さん4 (2)小 animal_dachou1.jpg 151-thumb-140x140-214小さい

                ぼこりは眼鏡をかけたまま
                         忍さんも眼鏡をかけておられます。 春の埃の中の駝鳥は忍さんに思われて。  


                            半熟のは青き手榴弾
                      半熟のレモンはどんなに美味しいでしょう。 

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                    犬掻きでるつもりか、オイ!
                             犬掻きで世間を渡るの、とっても楽しそう。
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                                      春今日もるく引き篭り
                                         暗く引き篭もるより良いですネ。 
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                                 理由もないが踏みつぶす  赤石忍
                                                みたい。                                

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                                 はすぐそこ!  カロ                           
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